平成29年度近畿双松会総会

平成2911月26日(日) AM11時半〜PM345分 
於:大阪市北区堂島 中央電気倶楽部5F


願いが通じたのか当日は快晴に恵まれました。乾杯・会食の時間を少しでも早めようと30分前倒しをしてスタートしましたが、松江からのご来賓の皆様には朝一番の“やくも”で松江を発っていただき、無事に間に合っていただきました。
今年の参加者は去年よりは少なくなりましたが、ご来賓や学生ゲストを含む丁度100名の方々に出席いただき、盛大に平成29年度の総会・講演会・懇親会を行いました。(参加者名簿別掲
本年は昭和33(1958)年の本会の設立(戦後の再開)以来59回目の総会で、来年はいよいよいよ還暦60周年を迎える記念の年であることを意識しての運営になりました。

(1)第一部:2017(平成29)年度「総会」
(別掲「式次第」参照)
 総会は三好資子副会長(20)の司会で始まり、物故者の方々への黙祷、松本耕司会長(16)の開会挨拶に続き、就任3年目で初めて近畿の総会にご出席いただいた双松会の金津任紀会長(16)、4月に母校の校長に就任されたばかりの小山理久松江北高校校長(28)から、それぞれご来賓の祝辞をいただきました。
 小山校長には、生徒会が中学生とその保護者向けに作成した「北高紹介(PR)DVD」も上映いただき、現在の北高と北高生の実像を見て、会場からはあたたかい拍手が起こりました。
   松本耕司会長の開会挨拶 金津任紀会長のご祝辞 小山理久校長のご祝辞
 総会議事は、松本会長が議長となって、活動報告、会計・監査報告、役員の異動の報告がなされ、それぞれ満場一致で承認されました。

・緊急報告「双松の一本が枯れた件」
 ここで、双松会金平憲幹事長(16)から下記のような緊急報告がありました。
「北高の宝“双松”は今まで昭和62・平成13・22・26年と大きな伐採、植え替え工事を行ってきたが、5月頃より向かって右側の松が赤く枯れ始め、遂に10月に伐採した。今後は根の掘り起し、土壌のチェック等の過程を経て、できるだけ早く植え替えに取りかかる。何としても守り通さねばならないシンボルであり、“北高の松の緑を守る基金”の募集を始めることになる」という予告のお話でした。
 皆様には、その節は力強いご支援をお願いいたします。
  双松の画像
 
(2)第二部:「講演会」
本年度は、泉紳一郎大和大学(吹田)理工学部設置準備室長(高24・理3)に「科学技術の担い手の育成」〜日本の将来のキーポイント〜と題して講演をいただきました。
松江での幼少時や北高での文武の生活の思い出、ふるさと松江への思いを含め、文部科学省でのご経歴を踏まえての「日本の科学技術(者)が置かれている現状」のお話(警鐘)に、耳を傾けました。
 詳細については、今春発行される会報に掲載しますので、それまでお待ちください。
また、休憩の前には、吉例の「大集合写真」に、昨年以上の工夫を加えて取り組みました。さて、出来栄えはいかがだったでしょうか?

(3)第三部:「懇親会」
 懇親会は渡辺悟副会長・事務局長(20)の司会の下、あらためてご来賓・ゲストを拍手でお迎えした後、双松会金平幹事長(16)のご発声で乾杯し、スタートしました。
 歓談も佳境に入った頃、本年度の学生ゲスト(65・67・68)6人の皆さんに壇上から自己紹介をいただき、皆で歓迎の大拍手を送りました。双松会校内幹事の堀江玲美先生(62)からは北高から持参いただいた担任の先生方からの激励メッセージが手渡され、6人の顔がほころぶのをほのぼのとした思いで見守りました。
末は総理大臣をめざす、枯れた双松を先輩方の力で復活させて欲しい、去年の140周年式典で司会をするという素晴らしい経験をしたなど・・、学生ゲストの皆さんの挨拶も真に楽しいものでした。

縁もたけなわになった頃、昨年度「百人一首かるた読み手部門」で高校日本一になった寺井萌乃さん(68)が学生ゲスト(大阪大進学)でご参加だったことから、百人一首部の元部長であった堀江先生と壇上に上がっていただきました。             
堀江先生の「予選落ちだった私と、日本一になった寺井さんの声を聞き比べして欲しい」とのユーモラスなリードで始まり、会場からのリクエストに応えて、堀江先生は序歌の「難波津に 咲くやこの花 冬籠り 今を春べと 咲くや木の花(王仁博士)」と、「淡路島 通ふ千鳥の 鳴く声に 幾夜寝覚めぬ 須磨の関守(源兼昌)」を、寺井さんは「序歌」と、「秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ(天智天皇)」、「田子の浦に うち出でて見れば 白妙の 富士の高嶺に雪は降りつつ(山部赤人)」、「嵐吹く 三室の山の もみぢ葉は 竜田の川の 錦なりけり(能因法師)」、「天つ風 雲の通ひ路 吹き閉ぢよ 乙女の姿 しばしとどめむ(僧正遍昭)」の五首を、勿論お二人ともマイクなしでご披露いただきました。
その澄んだ伸びやかな日本一の歌声に会場は魅了され、万雷の拍手が送られました。寺井さん、堀江先生、有難うございました。

続く会員のスピーチでは、昨年、兵庫県立大学学長としてこの総会で講演いただき、4月から島根県立大学の学長に就任された清原正義さん(16)が、遠路浜田からご参加いただきましたので、スピーチをお願いしました。
清原学長からは「島根に帰り、島根のために働けて嬉しい」、「島根県立大学を全国一の地方貢献型大学にするという公約をしている」、「日経グローカル社の大学の地域貢献度ランキングでは、今年は大阪大学が1位、島根大学は18位、島根県立大学は234位だったが、ここからスタートして十年後には日本一にしたい」という力強いご挨拶、決意表明をいただき、ご健闘を願う拍手が沸き起こりました。
次いで、久しぶりのご参加となった千葉潮さん(高30・理9)が安来の(公財)加納美術振興財団の理事に就任されたことからスピーチをお願いしました。
千葉さんからは「この十年近くこの会にも参加できなかった。この間、つぶれかけた出版社の後始末に追われていたが、ようやくメディアイランドという小さい出版社を立ち上げ、今は大阪と安来を往復することができるようになった。
「安来市加納美術館」は画家、教育者であり、フィリッピンのキリノ大統領へのB・C級戦犯の助命嘆願活動に心血を注いだ加納莞蕾の活動の顕彰を起源とし、平和と芸術を追求する運営をしていることを紹介され、足立美術館からあと10分車を運転して広瀬町布部の加納美術館まで足を伸ばして欲しい」というご挨拶がありました。(千葉さんは加納莞蕾の親族)

こうして、話題も尽きぬ中お開きの時間を迎え、校歌二曲「赤山健児の歌 朝日直さす」「山脈浮かびて」を、三好資子副会長と千葉潮幹事の二人の歌姫のリードのもとで全員で声を枯らして力づよく斉唱しました。
最後の万歳三唱の音頭は、総会14回連続参加の萩野貫悟幹事(12)にお願いし、皆で声高らかに万歳をし、無事、盛況裡にお開きとなりました。

なお、会場の外では、本年も下記四冊の松江関連本の「書籍販売」をしました。
「湖都松江34号」(松江文化観光協会)、「近影遠影」(高橋一清著)、「画家として平和を希う人として、加納莞蕾の平和思想」、「まんが 平和をねがい続けた画家 加納莞蕾」(いずれもメディアイランド社)
いずれも完売に近く、皆様のご協力と書籍販売のご担当の皆様に厚く御礼申し上げます。

■総会・講演会・懇親会を支えていただいた皆さんを下記に紹介し、御礼に替えます。
(敬称略)
○総括:渡辺悟(20)
○第一部司会:三好資子(20)・補佐:大浦綾子(22)
○第二・三部司会:渡辺悟・補佐:松村聡(26・理5)、新宮富美子(27)
○中央電気倶楽部担当:渡辺悟○受付・会計:三好資子・物種慶子(20)、鶴羽孝子(22)、新宮富美子・木田京子・松田稚子(27)、千葉潮(高30・理9)、冨岡幸子(35)
○会場設営・案内:梅木隆志(16)、岡久夫(17)、小田一美(18)、岩田一志(19)、小数賀健二(20)、内藤善夫(22)
○来賓担当:松本耕司(16)、押田良樹(11)、梅木隆志
〇監査報告:鶴羽孝子
○スライド制作:押田良樹
○映像音響・録音・照明:宍道弘志(31)、補佐:内藤善夫、松村聡、福間則博(26)、
○カメラ:統括:土田和男(16)、内藤善夫、鶴羽孝子、浅沼吉正(32)・田黒公司(32)、長谷川浩之(38)○書籍販売:大浦綾子・木山洋子(22)河村敦子・瀬戸口二三子(24)、千葉潮

平成29年行事アルバム


当日の写真
1.プログラム編(動画あり)
2.懇親会テーブル編
3.懇親会スナップ編

山陰中央新報記事