■近畿双松会 松本耕司会長(16期) 開会ご挨拶



三年ぶりの総会を、いろいろ考えあぐねながらも開催ましたが、73名もの思いがけない多数の皆様やご来賓各位、また、大阪大学土岐祐一郎教授(30・理9期)には講演会講師をご快諾いただき、お集りのすべての皆様に厚く御礼を申し上げます。
今日はご承知のようなご時勢の中、三密回避やマナーを守ってのいささか味気ない懇親会になるかとは思いますが、まずは「お互いの元気を確認」することを「一番の目標、喜び」とし、その中でも楽しくなごやかな会にしたいと考えますので、皆様のご協力をお願いいたします。
総会も二年飛び、気がつけば来年は「設立65周年」の記念の年になります。島根の人口も減少し、当会も中堅世代、若い世代の参加にはまだまだ課題は多い実態ですが、引き続き、母校とふるさとの発展を願い、近畿に集う者の友誼・交流の場として、この会を次の時代につないでいきたいと考えていますので、今後とも皆様のご参加、ご協力をお願いいたします。

■双松会 勝部昌幸副会長(21期) ご挨拶



三年ぶりの総会に至るこの間のご苦労をうかがい、本日のこの盛会に心から祝福を送ります。
私も退職してから今年6月までの10年間、島根県PTA連合会の事務局を務めましたが、在任が長くなったのは2020年に1万人が参加するという全国大会を出雲地区数ケ所で開催することになっていたからでした。開催はコロナのために紆余曲折、2020年は中止、2021年は結局、直前になってリモート開催に切り替えました。終わってよかったのですが、何か一つ達成感がないのは、人間の体温が伝わる対面ではなかったからだと思います。こうして皆さんが直接お会いになれるということは、例年通りではないにしてもすばらしいことだと思います。
双松会も4年後の2026年には北高創立150周年の大きな節目を迎えます。コロナもおさまり盛会裡に開催できること、そして近畿の皆様にも多数お出でいただきたいことをお願いしてご挨拶とさせていただきます。


■松江北高校 木原和典校長 ご挨拶



4月に北高の校長になり、近畿で皆様にお会いするのも初めてですが、3年ぶりの開催、本当におめでとうございます。
私の生家は大田の温泉津です。浜田高校出身で、松江には縁がありませんでした。初めての北高への勤務は36歳の時、国公立大学への進学率が全国一、県総体も連覇に次ぐ連覇、また着任2年目には21世紀枠での甲子園出場などを経験した時でした。
最大時は10クラスありましたが、今は理数科を含め7クラスで、少子化の影響は大きく、定員が北高でもうまらない状況にあります。
また、今の2年生からは松江市内の通学校区制限が廃止され、生徒の入学状況は変わってきています。概して言えば、松江一中の生徒は北高への入学に慎重になって少し減り、今までは校区外だった二中、四中、湖南中の生徒が増えているという状態ですが、入学した後は、今までの北高と変わることなく、皆、楽しく明るく頑張っています。
部活動は、今年もボート部、弓道部、登山部、合唱部が全国大会に出場するなど。これまでどおり全国レベルで頑張ってくれています。また、「科学の甲子園」では今年は物理部門で全国1位という快挙を達成し、化学、数学を加えた総合でも11位という素晴らしい成果をおさめてくれました。
生徒諸君は文武両道の伝統はしっかりと受け継いでくれていると思います。学校生活の現状などの詳細はお手元のパンフレットでもご確認ください。また、ホームページでの情報提供にも心がけていますので是非ご覧いただきたいと思います。
今日お見えの土岐先生には、6月に全校生徒にもご講演いただき、生徒諸君はおおいに刺激を受けました。厚く御礼を申し上げます。
近畿双松会の皆様には引き続いてのご支援をいただきたく、よろしくお願い申し上げます。