■第7回「里山歩くぞ!」ハイキング
日時/平成30年10月28日(日)
コース/ウワナベ古墳〜平城旧跡〜秋篠寺
報告者/押田良樹(11期)
今回のハイキング実現までには、開催地決定のため、世話人である田中由美子さん(16期)、サポート役の松本耕司会長(16期)をはじめ、多くの方の数回にわたる下見実施のご苦労がありました。候補としてトライした場所はまず6月に女人高野室生寺。こちらはハイキングとしては山道が険しく、候補地から外しました。続いて壷坂寺・高取城に挑戦することになりましたが、当日は下見参加の有志の多くが、それぞれ電車で向かっている最中に、思いがけない大阪北部地震の発生(6月18日)で中止となりました。5日後の再挑戦の日は、今度は雨にたたられて再度中止、更に7月初旬に再々挑戦した結果、高取城の山道は参加者の年齢を考えるとやや酷であることが分かり、これも断念のやむなきに至りました。
このようなドラマチックで、また涙ぐましくもある下見の経過を経て、最終的には「奈良近郊」ののどかな古墳群を縫って歩くコースに決定しました。
この間、ご協力いただいた田中さん(16期)、松本さん(16期)、小泉さん(14期)、森藤さん(16期)ご夫妻、山嵜さん(20期)、大浦さん(22期)、木山さん(22期)、大変ご苦労様でした。
当日はこの上ない秋晴れに恵まれ、いにしえを偲ぶコースを気持ちよく歩くことができ、歩数計も近来まれにみる27000歩近くを指していました。
また当日は恒例により、田中英明さん(9期)に道中の樹木や草花ついて、また、古墳については古代史・考古学に造詣の深い三成宏二さんから解説をいただきました。
当日の行程
新大宮駅〜上奈辺(ウワナベ)古墳〜小奈辺(コナベ)古墳〜仁徳天皇皇后古墳〜平城宮跡(遺構展示館、いざない館、大極殿など)(ここまで4キロ強、ここで昼食)〜佐紀神社・釣殿神社〜垂仁天皇皇后陵・成務天皇陵〜近鉄京都線「平城」駅(2時頃、通算6キロ強)、「全員はここで解散」〜希望者は「秋篠寺(拝観料500円)」へ(通算8キロ弱)〜近鉄奈良線「大和西大寺駅」(3~4時頃、通算9キロ)〜希望者は西大寺駅前で「打ち上げ」(平城駅で解散組も、秋篠寺周遊組もお店で合流
)
当日の参加者は下記の24名でした。(敬称略)
田中英明(9期)、押田良樹(11期)、後藤武久(11期)、田中一男(11期)、村尾俊治(11期)、小泉勝是(14期)、古川幸孝(14期)、三島幸子(14期)、梅木隆志(16期)、土田和男(16期)、松本耕司(16期)夫妻、三成宏二(16期)、森藤哲章(16期)夫妻、田中由美子(16期)、佐野和子(20期)、三好資子(20期)、大浦綾子(22期)、木山洋子(22期)、橘千里(23期)、山口紀子(23期)、瀬戸口二三子(24期)、今岡亜子(43期)
赤線:歩いたコース
集合場所:近鉄新大宮駅前 | |
ウワナベ古墳(被葬者不明) 前方部幅 129.5メートル 後円部径 128メートル 全長 205.4メートル 前方部高 16メートル 後円部高 19.8メートル |
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航空自衛隊幹部候補生学校 | |
コナベ古墳(被葬者不明) 前方部幅 129.5メートル 後円部径 129メートル 全長 204メートル 前方部高 17.5メートル 後円部高 20メートル |
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ヒシアゲ古墳 「平城坂上陵」として第16代仁徳天皇皇后の磐之媛命の陵に治定されている |
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水上池のほとりを歩く | |
水上池 |
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平城宮跡へ向かう | |
平城宮跡遺構展示館を見学 | |
大極殿の近くで昼食 | |
それぞれにお気に入りの場所を見つける |
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日陰を求めて |
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広い平城宮跡敷地を歩き朱雀門広場へ | |
朱雀門 |
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いざない館 平城宮跡歴史公園のガイダンス施設 |
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平城京の平城宮跡の保存と顕彰に一生をささげた棚田嘉十郎の銅像 | |
大極殿 |
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高御座 | |
天皇陛下が平成22年10月に平城宮跡を訪問された時の御製 | |
余力のある人は秋篠寺まで足を延ばす | |
本堂 伎芸天がおわします |
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大極殿をバックに記念撮影