一富士二鷹三茄子のつづきは何?
初夢に見て縁起がよいもの。一富士、二鷹、三茄子・・・につづきがあるとは知りませんでした。
諸説があるようですが、富士は日本一の山、鷹は賢くて強い鳥、茄子は事を「成す」ということで縁起が良いとされているようです。
さて、これにはつづきがあると聞き、後学のため調べてみました。
四扇(しおうぎ)、五煙草(ごたばこ)、六座頭(ろくざとう)と続くとのこと。
扇はその広がりから、財産や子孫の繁栄を示し、煙草は上へ上へあがることから出世を意味します。
そして、座頭とは、琵琶法師の座に所属する剃髪した盲人のことを言い、「毛が無い」ことが転じて「怪我が無い」ということで縁起が良い意味に取れると言われています。
一富士、二鷹、三茄子、四扇、五煙草、六座頭。これらは互いに対応しているとも言われており、それぞれ下記のように対応しているようです。
富士と扇とは末広がりの形から、子孫や商売の繁栄を意味している。
鷹と煙草は、上へ上へ上昇していくため、運気上昇や出世を意味している。
茄子と座頭は、共に「毛がない」ことから、「怪我が無い」とし、家内安全を意味している。
それにしても、縁起の良い言葉が世の中に満ち溢れれば、楽しく嬉しいことです。