高木幹雄さん(高6期)撮影の松江市田和山遺跡の風景写真を紹介します。
田和山遺跡は松江市乃白町の市立病院建設中に、丘陵部に弥生時代前期末〜中期後半の非常に珍しい三重の環濠を持つ遺跡として発見されました。環濠の内側部分には九本柱の高床式住居跡が見つかっただけでそのほかに住居跡が見当たらず、祭祀の場所であったのではないかというのが有力な説となっているようです。山頂部に立つと宍道湖や松江市街、島根半島、茶臼山、大山(天気によりますが)が一望のもとに眺められます。確かに、神聖な祭祀を行うには最適な雰囲気を感じる場所です。
2001年に国の史跡に指定され、現在は、市立病院に隣接する遺跡公園として整備され、地元のボランティアグループが維持・保全やPR活動、行事開催などに努めています。
高木さんは枚方市在住ですが、田和山遺跡に魅せられ、松江での生活にウエイトを置いて、四季折々に山頂に登り、心に響いた風景を撮り続けており、毎年松江市で写真展を開いています。このたび、広く近畿双松会の会員の皆さんにも高木さんの作品を鑑賞していただき、あわわせて田和山遺跡のことも知っていただきたいと思い、本コーナーへの掲載をお願いしました。今後も順次掲載の予定です。

田和山遺跡のHP

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松江市水郷祭の花火大会から
2013年8月4日撮影


合歓の花咲く古蹟
2015年6月15日撮影


田和山入梅
2015年6月21日撮影


猛暑の予感
2015年6月22日撮影


落日の山頂
2015年7月15日撮影


北側復元住居(竪穴住居)に住んでいる猫の母子
田和山遺跡のアイドルです