島根根県立美術館にて「川端康成と東山魁夷」展が平成27年3月20日より5月10日まで開催されます。その企画展に合わせて、川端康成とゆかりのある島根県人として二人の人物を紹介するコーナーが設けられる予定です。
一人目は川端康成の茨木中学時代の恩師で、川端の人間形成と、のちの川端文学形成に大きな影響を与えた、松江中学明治19年卒の倉崎仁一郎です。
もう一人の人物として、川端康成の初恋の相手伊藤初代との婚約(のちに解消)の仲立ちをした、大田市温泉津の瑞泉寺出身で川端の一高時代からの友人である三明永無です。
そして、3月29日(日)には、「川端康成文学の原点―松江の人「倉崎仁一郎」の影響を中心に」の演題で、昨年12月7日の近畿双松会総会で講演をお願いした尚絅大学の宮ア尚子氏が講演される予定です。宮ア氏はこれが三度目の来松になります。
帰松の予定のある方、ぜひ足を運んでいただければと、案内いたします。下記は島根県立美術館発行の「県美新聞」からの抜粋です。
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