荒井(旧姓辰巳)悦加さんの陸上競技活躍のご紹介

荒井(辰巳)悦加さんは高51期(北39期:平成12年卒)の当会会員です。
荒井さんは5年前、所属していた実業団チームを監督とともに退社し、失業保険の受給を受けスポンサーを探しながらの厳しい環境の中で、その年の8月に大阪長居陸上競技場で行われた世界陸上選手権の3000m障害出場を果たし話題を集めたことは記憶に新しいところです。

(当ホームページの
2007年7月24日トピックス「世界陸上大阪大会に 松江北高出身 辰巳悦加選手が出場!」 、
2007年9月30日の同「辰巳悦加(よしか)選手(高51期)を応援しよう!!〜世界陸上・女子3000m障害で水濠での転倒にもめげず完走〜
をご参照ください。)

荒井さんはその後2009年に広島市に本社を置くデオデオ(現在名エディオン)に入社し、現在デオデオ松江店に勤務しながら練習に励み、女子陸上競技部の中心的存在として駅伝、1500m、3000m、3000m障害で活躍を続けています。

先日4月28日に広島市で行われた織田幹雄記念国際陸上競技会の3000m障害で、荒井さんは優勝した早狩実紀選手に次ぐ2位に入賞しました。10.09.34というタイムは自己ベストに及びませんでしたが、昨シーズンは故障がちだったため、国内では久しぶりのレースで復活の兆しを見せました。

次のレースは6月8日から3日間大阪長居陸上競技場で行われる日本陸上競技選手権大会で、荒井さんは大会3日目の6月10日(日)の女子3000m障害決勝に出場予定です。
5年前のこの大会は同じく長居で行われましたが、その大会で荒井さんは標準記録をクリアする9分57秒02をマークして世界選手権出場権を得た実績があり、本人も期するところがあるようです。
当日は多くの会員が長居陸上競技場へ集結し、荒井さんへ熱い声援を送りたいと思います。応援希望の方は下記により、メールでお知らせください。


 
2007年の世界陸上で力走する荒井(当時辰巳)悦加さん


なお母校松江北高3年の金森和貴選手が上記の織田幹雄記念国際陸上競技会の中国5県ジュニア100mで大会新となる10秒57で見事優勝しました。今夏のインターハイでの活躍が期待されます。
金森選手は4月22日出雲市の浜山陸上競技場で行われた吉岡隆徳記念第66回出雲陸上競技大会の100mで、北京五輪400メートルリレーの銅メダルメンバー高平慎士選手(富士通)に競り勝つという快挙を達成しました。山陰中央新報ネットニュース
織田記念陸上での優勝の記事は同じく山陰中央新報ネットニュース


また、3月25日に行われた第30回全国高校弓道選抜大会で松江北高弓道部女子は初出場で優勝の快挙を達成しました。母校への凱旋の様子は、松江北高ホームページに掲載されています。母校の後輩の活躍にエールを送りましょう。